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タグを記述する際のルールタグを記述する際のルールを説明します。これはルールであると同時に、HTMLとXHTMLの基本的な考え方を示しているものとなっています。 タグは小文字で入力するタグは小文字で入力します。<p>を<P>と記述してはいけません。
HTMLではタグを大文字で記述しても、小文字で入力しても構いません。しかし、XHTMLでは小文字で入力しなければなりません。
開始タグと終了タグはセットで使用する開始タグと終了タグは必ずセットで使われます。終了タグは入力するのを忘れがちですので気を付けましょう。
HTMLでは終了タグを省略可能なタグも存在します。しかし、省略可能であるという理由だけで省略するのは、どのタグが省略可能で不可能なのかややこしくなりますし、後述するネストの関係も分かりにくくなります。もちろん、XHTMLのルールでは必ず終了タグと開始タグをセットで使用しなければなりません。
最後に記述したタグから順に終了する最後に記述した開始タグから順に対応する終了タグを記述し、最初に記述した開始タグに対応する終了タグを最後に記述しなければなりません。 言葉で説明すると分かりにくいかもしれません(自分でも何言ってるんだか訳分からない)。下の図を参照してみてください。対応する開始タグと終了タグを線で結んでみて、交差するといけません。 あるいは、1つの要素をブロックや箱のように考えてみても良いと思います。
対応する開始タグと終了タグを線で結び、交差した場合、ブロックは不安定な状態となり、箱はうまく収まらなくなってしまいます。 ネスト構造上図のように<html>と</html>を記述することによって、<html>の要素は他のタグを入れ子(他のタグを含んでいる状態)にしています。また、<body>の要素も<p>の要素を入れ子にしています。 HTML/XHTMLやプログラミングの世界ではこのような入れ子構造のことをネスト構造といい、HTMLおよびXHTMLはタグをこのようなネスト構造にして作り上げることで成り立っています。「ある要素で何かを定義して、その要素の中でまた何かの要素を定義して、その要素の中でまた・・・」という具合です。 まとめ
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