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色の指定方法(その2)色の指定には、16進数によるものもあります。この方法が最もよく使用されています。 CSSで使用するだけなら、計算したりする訳ではないので、16進数に馴染みのない人でも気にする必要はありません。16進数で色を指定する際の便利なページも用意してあります。 次の表は、16進数と10進数の関係(変換)です。16進数は9のあとに、a、b、c、d、e、fまであり、fで繰り上がります。
16進数での指定最初に「#」(シャープ)を付けた6桁の16進数でRGB値を表現します。10進数のときのように、「()」で囲む必要も「,」で区切る必要もありません。 ex.css
h2 {
#のあと、最初の2桁が赤、次の2桁が緑、その次の2桁が青を表し、それぞれの2桁の数が大きいほど、その色が強く表現されます。上の例では、最後の2桁が最も大きい「ff」で、残りの数は「00」なので、最も強い青ということになります。 尚、16進数、10進数による色指定で、どの数値がどのような色になるかを確認できるカラー確認(1677万色)のページを用意してありますので、活用してください。 色の指定で起こる問題数値(10進数、16進数とも)の色指定では、256×256×256の16777216色の表現が可能ですが、全てのコンピュータでこれだけの色数を表現できる訳ではありません。ですので、次の16進数でRGBを1桁ずつ指定する方法か、Webセーフカラーを使用するようにしてください。 16進数でRGBを1桁ずつ指定CSSでは、色を16進数で指定する際、RGBそれぞれの値を1桁に省略して記述する方法も用意されています。例えば、「ff」は「f」として、「cc」は「c」として記述します。この方法だと、16×16×16で、4096色の色指定が可能です。 ex2.css
h2 {
上の例では、2つめの桁が最も大きいので、一番強い緑を指定しています。 カラー確認(4096色)のページを用意してありますので、活用してください。 Webセーフカラー上の16進数を1桁ずつ指定する方法のうち、数値として「0、3、6、9、c、f」のみを使用して記述すると、6×6×6の216色を表現することになります。 この数値の組み合わせによって表現される色を「Webセーフカラー」といい、カラー表示が可能なディスプレイであれば、ほぼ問題なく表示することができます。色に関する特別なこだわり等がない限り、このWebセーフカラーを使用した方が無難です。 尚、Webセーフカラー一覧に、216色全てを一覧表示してあります。 まとめ
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