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資料セレクタセレクタの記述、つまり、どの要素に対してスタイルを適用させるのかという方法については、様々な方法があります。ある条件を満たす要素のみに対し、スタイルを適用するといった方法などがあるので、細やかなスタイル指定が可能となります。 タイプセレクタ指定した要素全てにスタイルを適用します。次の例であれば、全ての<p>要素に青の背景色が適用されます。
p { background: blue }
ユニバーサルセレクタ全ての要素にスタイルを適用します。「*」(アスタリスク)を記述します。次の例の場合、全てのあらゆる要素に赤の前景色が適用されます。
* { color: red }
classセレクタHTML/XHTMLのclass属性の値にマッチする要素にスタイルを適用します。次の例の場合、<p class="caution">の要素に赤の前景色が適用されます。
p.caution { color: red }
次のように要素名を省略することで、class="caution"が記述されたあらゆる要素に赤の前景色が適用されます。
.caution { color: red }
idセレクタid属性の値にマッチする要素にスタイルを適用します。次の例の場合、<p id="page32">の要素に赤の前景色が適用されます。
p#page32 { color: red }
次のように要素名を省略することで、id="page32"が記述されたあらゆる要素に赤の前景色が適用されます。
#page32 { color: red }
隣接セレクタある要素の直後に存在する要素にスタイルを適用します。<h1>の要素の直後に記述された<h2>要素のみに赤の前景色が適用されます。
h1 + h2 { color: red }
子孫セレクタある要素にネストされた要素にスタイルを適用します。次の場合、<p>要素が<div>要素にネストされている場合にスタイルが適用され、<p>要素のフォントサイズが80パーセントになります。
div p { font-size: 80% }
子供セレクタある要素にネストされ、かつネストのレベルが1段階のみの要素にスタイルを適用します。次の場合、<p>要素が<div>要素に1段階のレベルでネストされている場合にスタイルが適用され、<p>要素のフォントサイズが80パーセントになります。
div > p { font-size: 80% }
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